観光開発指数で比57位 スコア改善率世界7位、2年で8ランク上昇
世界経済フォーラムによる比の観光開発指数は57位に上昇、2年間のスコア改善率は世界7位
観光省は1日、世界経済フォーラム(WEF)の2026年版「旅行・観光開発指数(TTDI)」で、フィリピンが110の国・地域中57位となり、2026年版の手法で再計算された2024年の65位から8ランク上昇したと発表した。総合スコアは7点満点中4・08で、2024年から5・5%上昇。改善率は世界7位だった。
TTDIは観光客数や観光収入そのものではなく、持続可能な観光開発を支える条件や政策を評価する指数。5分野、17の評価項目、102指標で構成される。世界全体では110の国・地域のうち101(92%)で2024年からスコアが改善し、平均も2・1%上昇した。
比観光省によると、フィリピンは「旅行・観光の持続可能性」分野が64位から29位に上昇した。中でも「旅行・観光需要の持続可能性」は世界2位で、観光客の地理的な分散を測る指標のスコアは3・2から5・2に改善した。陸上交通・港湾インフラは49位、安全・治安は73位となった。
一方、WEFはフィリピンを、中国、インド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、トルコ、メキシコ、ブラジルとともに、高所得国以外で旅行・観光業の直接GDPが大きい10カ国に分類。同グループは自然・文化資源や価格競争力などで強みを持つ一方、世界上位国との最大の差は観光サービス・インフラにあり、事業環境や人材・労働市場、環境面の持続可能性にも課題が残るとした。
総合上位10カ国は、1位日本(5・27)、2位米国(5・23)、3位スペイン(5・22)、4位豪州(5・18)、5位フランス(5・17)、6位ドイツ(5・09)、7位英国(5・08)、8位中国(5・00)、9位スイス(4・97)、10位イタリア(4・93)だった。








